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スコッチモルトウィスキー協会、スコッチ文化研究所所属。ウィスキーコニサー資格認定ウィスキープロフェッショナル取得。本職は、化学系メーカーに勤めるサラリーマン。
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2007年05月20日

試験なんか大嫌いだ~!

 今日は、スコ文研のウィスキープロフェッショナルの試験。

 普段どおりに6時起床、恵比寿に着いたのは8時半過ぎ。試験までたっぷり二時間はある。まずは駅ビルのスターバックスで朝御飯。良い天気だなあ。良い試験日和だなあ。この時はまだ余裕だった。9時を過ぎたところでチュリーズへ移動。コーヒーを飲みながら最後の足掻きを始める。9時半ごろに鹿島のAさんが同じ店に入ってきた。挨拶もそこそこにすぐまたあがき始める。隣の席でAさんも朝食をぱくつきながらテキストを読んでいた。

 10時半少し前に、会場へ向かう。会場のあるビルに入ったとたん湿布薬のにおいがプンプン。なんと社交ダンスの大会が開かれていた。派手な化粧と派手な衣装で練習していた。我々の試験会場は4階。エスカレーターを降りると、大きな張り紙に「ダンスの練習をしないで下さい」。確かに、湿布薬プンプンで練習されたらたまらない。

 試験会場に入り、席に着く。オリエンテーションが始まる10時50分まではさらに足掻く。オリエンテーションが始まり、フィンガルの谷嶋さんが説明をし、試験開始を待つ。

 試験開始。試験問題については言いたい事がたくさんあるんだけど、今になっては言い訳にしかならないのでここには書かない。只ひとつだけ、時間が足りなかった。同じ試験を受けた64人の受験生、皆同じ思いだったと思う。12時30分に筆記試験終了。とりあえず、まだ喫茶店で時間をつぶす。軽くサンドイッチをお腹に入れるが、後はひたすら平静を装う。

 さあ、午後の官能試験の開始。会場には4つのアイテムが並んでいた。解答用紙が配られ、

試験が始まる。色、清澄度、そして粘性。ここはいい。アロマとフレーバー、これでもかと選択肢があり、その中から10個選択せよとのこと。6,7個は埋まったが、後の3個が埋まらない。どうしよう。しかも、その他に特徴を記述せよとかブランド名を書けとか。試験時間1時間で4アイテムはきつい。しかも、4つのうちシングルモルトではないものが少なくとも1つ以上は入っていたと私は思った。シングルモルト以外のウィスキー(ジャパニーズは別)をテイスティングなんてした事ない! その銘柄なんてどうしろって言うの。自分が如何にいい加減にテイスティングしていたのかが暴かれるようだ。

 とにかく、4アイテムと1時間格闘し、試験が終わる。只只、自己嫌悪。高い授業料だったなあと思う。帰りがけに土屋さんに一言、「来年もよろしくお願いしまーす」。まさしく、本音である。

 試験の後は、マッシュタンの宴会に望む。時間があるので目黒のマックで一休み。マッシュタンに入ってもしばらくモルトに手をつける気が起こらない。とりあえずビールでお休み。参加者がそろった頃にやっと飲む気になってきた。そこはそれ、さすがはマッシュタン。飲み始めればおいしそうなのがそろっている。地雷系もあることはあるのだが、それもいと楽し。試験の愚痴も飛び出しながら、アブサン攻撃には参加しないようにして、第一部の閉幕を向かえる。さすがに、酔いが激しい。朝も早かったので早々に引き上げて家路へ向かう。

 自宅に着いたのは8時過ぎなのに、眠くて仕方がない。ざーっとシャワーを浴びてミネラルウォーターを一気飲みし、そのままベッドに倒れこむ。さすがにそのころには試験の事など忘れていた。明日からはフツーのモルト好きでいよーっと。
  

Posted by gian at 00:01Comments(0)TrackBack(0)うんちく

2007年05月12日

ラフロイグ試飲会@神保町

 眠い目を擦りながら午前5時に起床。今日は、ゴルフそして試飲会とハードなスケジュール。6時に車を運転して千葉のゴルフ場に向かう。到着したのは7時半過ぎ、ゴルフ場で朝食をとり8時半のスタート。今日のゴルフは前の職場のコンペである。天気は快晴、無風状態でスコアの悪さの理由にはならない上天気である。それでも後々の伏線を張るために今年になってからまだクラブを振っていない、所謂練習不足を強調しておいた。しかし、終わってみれば自分なりに頑張ったスコアだったので一安心。本来ならコンペ後のパーティに参加するところだが、7時からの試飲会に間に合うよう、パーティを欠席して一足早く市原は五井駅に向かう。車は五井駅の駐車場に置き、電車に乗り込んだ。車は明日にでも鳥に来よう。

 試飲会は、地下鉄神保町近くにあるbar, polka dots & MOONBEAMS。五井駅から錦糸町までの電車の中では当然のごとく爆睡、錦糸町で夕食を取り、地下鉄に乗り込んだ。店の前ではマスターが待っていてくれて、何とか間に合ったかと思ったら、マスターは店の前で一服していた様子。参加するお客さんも私が第一号のようであった。

 店に入って一休みしていると、程なく参加者が集まりだし、定刻チョイ過ぎに試飲会は始まった。試飲会といっても堅苦しいのはなし。各自思い思いのスタイルで飲る。マスターもそのつもりで、「気楽にやりましょう」とのお言葉でした。とはいえ、試飲会なので私のコメントをご紹介します。


1)OB Duke of Rothesay 1995-2006 40%

 以前はHIGHGROVE EDITIONだったが、リチャード皇太子の再婚を気に変わったもの。ピートとスモーク、少しヨード、そして次第にトロピカルフルーツ。フレーバーはエステリーな甘さからスパイシーに変化。少しナッティな感じもする。


2)Signatory Vintage 1999-2006 59.4% Refill Butt

 非常にエステリーでグレーンのような印象からカカオ、プルーンといった香りも感じられる。ドライでスパイシーな味だが、塩っぽさや酸味もある。


3)SMWS 29.43 1991.10-2005.1 55.8%

 ピーティな中からチョコレート、オレンジピール、りんごの香りが出てくる。さっぱりしたエステリーな味わいも次第に変わってくる。楽しいボトル。


4)OB 1987 19yo 53.4%

 La Maison du Whisky50周年記念用に厳選された6樽からボトリングされたもの。アロマは白い花の印象、ピーチや杏のフルーツケーキで、いろんな味がする。今回の一押し。


5)OB 1974 31yo 49.7

 間違いなくシェリー樽、熟成年数から考えるとセカンドフィルだろうか。シロップかけの焼りんごの香り。硫黄系の雑味は感じられない。ただ、繊細な感じでボディが弱いと思う。個人的には物足りない。


6)Kingsbury Celtic 'Islay 1988' 59.9%

 スモーキーでエステリーな香りとチョコレート。ドライではあるが度数ほどの強さは感じない。飲み応えのある味。これも好み。


7)Kingsbury Celtic 'Islay 1980' 48.8%

 熟成感が高く、フルーティ、バランスも良い。ボディも1974に比べるとしっかりしていて余韻も長い。


 試飲の後、人気投票がありました。集計結果は一位が1974、二位が1980、三位が1988でした。因みに私の投票は1974を敢えてはずし、一位1987、二位1988、三位1980としました。1974に投票しないところはあまのじゃくでしょうか。香りは確かに1974が十分好みなんですが、飲み応えがないのはちょっとというのが私の意見です。

 午後9時が近くなってぱらぱらと解散。私はというと、飲みたかったGlenlivet 12yo  Unblended、Glen Grant 1986 5yoを頂き、締めにマスターお奨めのサマローリのロングローを頂きました。ラフ7連発の後のリベットは本当に癒し系ですね。実に旨かった。ご馳走様。

 店を出たのは9時40分程。ゴルフの後の筋肉痛のせいで、すごい酔っ払いのような足取りでした。電車は乗り越さずに無事帰れましたが、ベッドで爆睡している最中に足の痙攣で目を覚ましたのが最後のオチですね。

  

Posted by gian at 00:01Comments(0)TrackBack(0)イベント

2007年05月08日

テイスティングルームを作る:08

 このシリーズの日記は、4月1日に書いた切りであった。再び段ポールの山と化したテイスティングルーム用6畳間を呆然と見つめ、仕事の忙しさとウィスキープロフェッショナル試験の対策、テイスティングの訓練等々に忙殺され、今に至る。

 何とか、今週の木曜日に全ての段ボールを資源ごみに出し、第二段階へと進めそうであるが、4月にテイスティングの訓練と称するバー周りや試飲会への参加の中でほしいモルトや勉強用のスタンダードOBを購入したため、3-4月でボトルストックが20本は増えた。WML関係で仕入れたボトルが5本、OBで購入したのが10本、その他個人の趣味で購入したのが5本、という感じだ。今また、ブルイックラディ125周年ボトルがほしいと思っているが、品切れっぽい。まあ、ボトルの購入はこの際どうでも良く、問題はテイスティングルームをどうするかである。

 今悩んでいるのは、ボトル収納用のラックとウィスキー関係の書籍をおく棚、それに冷蔵庫とテイスティング用の酒器などのキャビネット、これらをどう配置するか。それに蒸留所関係のグッズやミニチュアも飾りたいし、机もビジネス用スチール机を替えてテイスティングルームに合うようなテーブルと椅子にしたい。もう、考えると切りがないというのはこのことですね。あんまりお金をかけると今度はボトルを買うお金がなくなるし、困ったもんだ。ここに来てしっかりと予算管理をしないとテイスティングルームが完成する頃には無一文なんてことになりかねない。まあ、独身であることが唯一の救いなのだが...

 まずは、ボトル収納用のラックの選定から始めよう。材質は木にするかメタルラックにするか。既製品から選択するか、それともフリーラックで攻めるか。地震対策も考慮する必要があるし、何よりもどれぐらいの費用をラックにかけるかをまず考えなくては。

 実家から戻って残ったGW2日間、部屋の掃除や片付けをしながら、いろいろ考えてはネットのサイトで探してみる、てなことをやっていた。明日からはまた仕事が始まるというのに、WP試験が終わるまでは、ウィスキー漬けの日々が続きそうです。


  

2007年05月01日

無路良(ブローラ)試飲会

 実家に帰省してまでも試飲会に参加するとは、我ながらその勤勉さというかウィスキー好きというかにあきれてしまう。とは言うものの、うまそうなウィスキーが安く飲めるのであればどこにでも行くのがスコッチ文化研究所の研究員というものですね。

 今回試飲会に参加させて頂いたお店とは、札幌ススキノにある無路良(ブローラと読みます)と言うバー。一昨年前に独立し、ウィスキーエキスパート資格を取った山田さんがマスターをしているお店です。スコッチのボトルは相当こだわりを持ったものが一杯。その他、ワインやカクテルの腕も相当なものです。料理もうまい。とお店の宣伝はここまでにして、試飲会のレポートと行きましょう。

 午後6時20分ごろにお店に着くとすでに試飲会のお客さんがちらほら、今回の参加者は全部で12,3人くらい、ほぼ満席になる人数とのことでした。指定された席に着くと、急ごしらえのスクリーンにスコットランドの風景が流れていました。既に試飲用のアイテムが4つおいてありました。あらかた席が埋まったところでまずは食事、ドラフトギネスにスコッチブロスとサンドイッチというメニュー、4月初めにマスターが行ったスコットランド旅行で仕入れてきたレシピだそうです。食事をすませ、さあ試飲の開始。4つのアイテムの簡単な説明が書いた紙がテーブルに置かれ、どのグラスがどのアイテムかを当てるゲーム。説明書きを見て7割がたわかったので、ノージングだけでわかるでしょうということで、口に含まずに答えを書く、当然全問正解。商品にはスコットランド旅行のお土産、ブナハーブンのピンバッチを頂きました。

 

1)Ardbeg Almost there 1998-2007 9yo 54.1%

 グレンモーレンジ社が買収した後蒸留されたアードベッグ。Very Young、Still Youngときて今回のAlmost There、アードベッグTENまでもう少しというところです。日本に入荷されるのもあと少しです。アロマはアードベッグらしいピートとスモーク、ヨード、ナッティなところもあります。フレーバーにもピートが感じられ、ミントも香ります。Still Youngと比べるととげとげしさがなくなりましたが、アードベッグ本来の味わいにはやはりもう少しかなと思います。


2)Isle of Jura 1984 21yo 55.4% ウィスキーマガジンライブ2006記念ボトル

 リチャードパターソンがライブ用に選んだボトル。マッチの燃えカスのようなシェリー樽の香りがしたかと思うとピートとスモークが出てきて海藻を感じる。


3)Bunahabhain 14yo 53% Port Wood Finish

 ブナハーブンというと、グリーンのボトルに直接プリントされた爺さんの姿が印象的ですが、このボトルはグリーンのボトルに真っ白なラベル、爺さんの姿はそのままですが、非常にきれいなボトルとの印象を受けました。ポートウッドのせいでお酒の色はオレンジ色、ピーチの香りと軽いピート、フィニッシュがやわらかく続くのが好印象でした。


4)Caol Ila 8yo 59.8% Unpeated

 アロマは潮の香りとエステリーな爽やかさ。フレーバーとしては少し甘みも感じますが、ドライで塩、コショウです。フィニッシュは短めかなあ。


この4アイテムの中ではやはり記念ボトルのジュラが秀逸でしたね。でももうひとつメインのアイテムがありました。


5)Bruichladdich 1970 35yo 40.1% 125周年記念ボトル

 イチゴ、チェリー、フレッシュフルーツの香りが溢れる。フレーバーは、やさしい甘さとベリー系の香りや酸味がマッチして、非常によい。いつまでも香りを感じていたい逸品。


 前半の4アイテムのクイズが終わった後にブルイックラディのグラスが配られ、すべてのアイテムを楽しみながら、マスターのスコットランド旅行の写真を見せてもらった。オードブルにはスコットランドの朝食として毎日食べて飽きたと言う取り合わせ、厚切りベーコンにローストトマト、きのこのソテーとゆで卵、結構な量であった。さて、アイラ島ではクリスティーにマンツーマンのガイドをしてもらったらしく、普通は見せてもらえないようなところまで見せてもらったようだ。クリスティー恐るべし。見学できないはずのキルコーマンまで見せてもらったらしい。しかも工事中。写真で見るとブルイックラディの設備は想像以上に古い。マッシュタンなんか、よく動いているものだと思う。写真にはスピリッツセイフがよく出てきた。ミドルカットのレシピ表まで撮影してきて、蒸留所の人からスパイに疑われたらしい。

 さて、試飲会はここで終わり、後は通常営業に入るのだが、お帰りになったのは4名ほどで私を含めディープな常連さんは居残って飲み始めた。と言うのも試飲会に参加した方は特別サービスでウィスキーは3割引で飲めると言う。それならと言うことで早速ブルイックラディのお代わりを頂いた。それを飲み干したところでカウンターに移り、さらにディープな飲み会が始まった。記念ボトルのジュラやブルイックラディを飲んだ後なので生半可なボトルだ飲めないし、しかも3割引ということですごいボトルが乱れ飛んだ。私の飲んだのは、

 Bowmore 1977 30yo

 Ardbeg 1991/10-2007/2 15yo 54.4% Whisky Fair

 GlenMoray 1959-1999 40yo 50.4% Bottle No.391/400

 Lagavulin 16yo

 一緒に試飲会に参加した方は、その他にハイランダーインのグレンファークラスやラフロイグの40年などを飲んでいて、財布がいくらあっても足りなくなりそうでした。


 店を出ると、外は小雨。ウィスキーで火照った体にはひんやりと気  


Posted by gian at 00:01Comments(0)TrackBack(0)イベント